Power Appsの使い方

Power AppsとPower Automateの使い方やできることがわかるブログを目指しています。

PowerApps 困ったときに助けてくれるリンク集

PowerAppsで困ったとき。

 

私のブログでも頑張って情報発信していきますが、それでもわからないときは公式の情報が頼りになります。公式へのリンクを中心に、こういうときどこみたらいいの?というのを載せてみます。

 

困ったときに参考にしてみてください。

 

ライセンスがよくわからない。

ライセンスの概要 - PowerApps | Microsoft Docs

価格 - PowerApps

 

PowerAppsの使い方がわからない。

まずは公式リファレンスを参照するのがおすすめ。

 

・数式(関数)がわからない!

関数、シグナル、列挙型 - PowerApps | Microsoft Docs

 

・コントロールがよくわからない!

プロパティの検索 - PowerApps | Microsoft Docs

 

・委任がよくわからない!

委任について - PowerApps | Microsoft Docs

委任可能なデータ ソース - PowerApps | Microsoft Docs

委任できる内容はアップデートしていくようです。随時チェックが必要ですね。

 

・変数を使いたい!

キャンバス アプリの変数について - PowerApps | Microsoft Docs

※できるだけ変数の使用を避けるようガイドラインが出ています。乱用は避けたほうがいいかも・・・でもyoutubeで外人が景気よく変数使ってたりする・・・

 

SharePointフォームカスタマイズ周りがわからない!

SharePoint フォームの統合について - PowerApps | Microsoft Docs

 

PowerAppsユーザコミュニティ

FaceBookにPowerAppsのユーザグループがあります。

PowerAppsについて日頃から情報収集、情報発信されている方々が多くいらっしゃいますので、どなたか質問に答えてくれるかもしれません。

www.facebook.com

 

PowerAppsユーザコミュニティ(英語)

本場のユーザコミュニティもあります。

こっちのほうがグローバルな分情報量が多いです。海外の方がPowerApps広まってますしね。

PowerApps Community - Power Users Community

 

PowerApps サポート

直近のバグ情報が載っており、昨日まで動いていたアプリが動かなくなった!といったときにバグなのかどうかとりあえずわかります。

サポート | Microsoft PowerApps

 

教えてもらう

手っ取り早くプロに教えてもらうという手も。お金かかるけど。

 

支援が必要な方はこちらから僕にご依頼ください。

Power Apps/Power Automate 支援サービス | ZEE CitizenDevSupport

PowerApps ボタン系コントロールについて

テキスト系以外のコントロールについて整理してみる。

 

ボタン系コントロール一覧 

PowerAppsでは、オードソックスなボタンから、ラジオボタン、スライダーや評価、タイマーなど様々なコントロールを設置できます。

 

ざっと以下のような感じです。

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ボタン

オードソックスなボタンです。OnSelectにボタン押下時の動作を記述して使います。

同じことは[アイコン]を使用しても実装することが可能です。

ドロップダウン

選択肢がベロっと出るやつです。1つの項目しか選択できません。

コンボボックス

複数選択、または選択肢の検索を行いたい場合に使用します。

プロパティでどちらもOn Offが設定可能です。

日付選択

日付を選択できます。選択した値は .SelectedDate で取得できます。

リストボックス

複数の項目を選択できます。

プロパティで複数選択しない設定にすることもできます。

チェックボックス

True Falseの設定ができます。設定値として参照することで

フォームの表示非表示など様々なことに応用できそうな感じですね。

ラジオ

一意の項目を選択します。.Layout を変更することで横並び、縦並びを変更できます。

切り替え

On Off (True False)の設定が行なえます。チェックボックスと同じような活用ができます。項目に適したコントロールを使うのがいいと思います。

スライダー

最大値、最小値、現在の値(Value)などを設定できます。

応用としてタイマーの進捗を表したり、データソースの引数にすることで表示している画像を回転させる、といった実装を見たことがあります。(相応の仕込みが必要)

見た目のカスタマイズも何例かみたことあります。

 

スマホの傾きの値と同期することで傾きを見た目でわかるようにする、とかできそう。

意味があるかは知らない・・・・

評価

整数値の評価を入力できます。体調管理アプリで体調の評価に使ったりとか。タスク管理で重要度や優先度の入力に使ったりとか。

タイマー

タイマーを設置できます。

自動スタートやリピート設定、長さなどを指定できます。

開始時や終了時に数式を実行できます。

 

例えば、アプリ起動画面を作って起動後3秒で自動でタイトルからメニュー画面へ遷移するとか、保存後完了画面へ遷移して3秒後に一覧画面へ戻る、といった実装もできます。

 

また、タイマーを応用利用することで画面にアニメーションを実装することもできます。

単純なコントロールの明滅や、スライドアニメーションなどが実装できます。

 

実際利用する際はタイマーは非表示にしておく場合が多いと思います。

PowerApps コントロールをまとめる(グループ化)

PowerAppsでUIを作成中、こんなことはありませんか?

 

「全部のコントロールの横幅合わしたいけど一個一個合わせるのめんどくさいな・・・」

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そんなときはコントロールを「グループ」にしましょう。

 

コントロールのグループ化

対象のコントロールをShift+クリックで選択し・・・・

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左のリストメニューで[グループ]を選択します。

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すると、コントロールがグループ化され、いっぺんに移動や幅の調整ができるようになります!

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いやー便利ですね。

(私はこの機能に数ヶ月間気が付きませんでした...)

PowerApps テキスト系コントロールまとめ

テキスト系のコントロールについてどんな物があるか整理してみる。

 

テキスト系コントロール一覧

PowerAppsではテキストを表示、入力する系統のコントロールが5種類あります。

 

大概はラベルとかテキスト入力をつかうかなーと思いますが、Tips集というか、ナレッジ集積アプリとかだとリッチテキストを用いて視認性の向上とか図るのかな。

 

ぱっと画像で以下の様な感じです。

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ラベル

テキストを表示するのに使用します。

テキスト入力

テキストをユーザに入力してもらうのに使用します。

モードを変更すると複数行の入力ボックスに変更できます。

HTMLテキスト

HTMLタグで装飾できます。<h1></h1>とか<p></p>とかですね。

手間ですが、リッチテキストエディターより凝った装飾ができそうです。

 

inputタグで入力ボックスを出せましたが、なにかに使えるかはよくわかってない。。。

→と思ったら、公式のリファレンスで表示にのみ使えと記述がありました。

>>HTML テキストは対話型にするためのものではありません。 テキストの表示目的にのみ使用してください。

ソース:

HTML テキスト コントロール: リファレンス - PowerApps | Microsoft Docs

リッチテキストエディタ

テキストを装飾付きで記述、保存ができます。

装飾付きで保存する場合は .HtmlText のプロパティの値をデータソースへ保存します。

HTMLテキストを使うよりはお手軽に装飾できますね。

ペン入力

マウスのドラッグで文字やイラストをかけます。残念ながらCtrl+zではアンドゥできないので、ミスったら消しゴムで消すor全消ししか無い・・・・

入力した内容は .Image で取得可能。データソースなどに保存できる。

 

PowerApps データソースから文字列+日付の複数条件でデータを取得する

Filter()関数を使用して、SharePointなどのデータソースから

複数条件でデータを取得する方法です。

 

事前準備

・文字列と日付の型のカラムがあるデータソースを準備してください。

・ギャラリーにデータソースを紐づけておいてください。

・テキストコントロールを準備してください。

・日付選択コントロールを準備してください。

 

この記事ではこのようなデータソースを扱います。

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GalleryのItemsプロパティを変更する

例えばGalleryのitemsプロパティに

 

Events //データソース名

 

と記述すると、データソースの中身が全件表示されます。

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ここに、Filter()関数を用いることで、必要なデータを絞り込むことができます。

 

FilterTableFormula1 [, Formula2, ... ] ) 

Filter( データソース名条件1 [, 条件2, ... ] )

 

という感じで使用できます。今回は

Filter(
Events,
Title=TextSearchBox1.Text,
Date >= DatePicker1.SelectedDate,
Date < DatePicker1.SelectedDate + 1
)

 と記述してみます。

すると、テキストに入力したタイトルに完全一致するイベントで、かつ

選択した日付のイベントがリストに表示されます。

 

実際にはタイトル検索は部分一致(in)や前方一致(StartWith)などで実装したほうが便利ですね。場合によってはそもそもSearch()関数のほうがいいかも。

日付での検索も日付選択を2つ用意しておいて範囲検索で使用する場合が多いと思います。

(ぶっちゃけ実用的な例じゃないです・・・試しに書いてみて、動きを理解する用。)

 

 

とりあえず複数条件でのデータ取得の方法はここまでで完了です!

 

委任の罠

ただ、ここで注意点があります。

もしかしたらPowerApps上で関数に波線が出ていませんか?

 

こんな風に。

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これは、委任ができていない状態です。

この状態だと非常によろしくないです。データソースの一部しか検索できていない状態です。

データの持ち方を工夫する、取得の方法を変える、別のデータソースの利用を検討する、などの対応が必要です。

 

委任についてはまた記事にまとめようと思います。

 

 

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docs.microsoft.com

 

 

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