Power AppsでAzure DevOpsのWork Itemを表示する
Azure DevOpsでタスク管理をしようかなと思ってやってみたのでメモを。
Power Apps側は表示だけで、WorkItemの作成や更新はひとまずはDevOpsでやる予定です。
事前作業
プロジェクトなどは事前に作成しておきます。
使用するクエリはDevOpsで事前に作成しておきます。
WorkItemリストを取得する
WorkItemリストの取得はGetQueryResultsV2()関数を使用します。
クエリは任意のものを作成、指定できるのでまぁまぁつかえそうですね。
他の関数では、例えばワークアイテムの子アイテムリストを取得することものもあります。
関数に必要な各引数は事前に作成したクエリのページから全て取得できます。
値はDevOpsのページを開いて確認してください。
関数と引数
AzureDevOps.GetQueryResultsV2(プロジェクト名,クエリID,組織名)
使用例
AzureDevOps.GetQueryResultsV2("My%20work","63f6c0ae-a566-48be-9b5e-d2a0750af30f","ZEE-CitizenDevSupport").value
※値は私の環境+ダミーです。実際はご自身のものを使用します。
Queriesで引数を確認
引数はQueriesページのURLから全て取得することが可能です。
黄色いところが引数につかう値です。
結果
このように取得できます。
気になったところ
第三引数(account)の指定時に「OAuthを使用したサードパーティアプリのアクセス」を有効にして~とありましたが、特に何もしなくても取得ができました。
テナントによっては設定が必要かも。
感想
引数の意味がわかれば簡単に使えると思います。GetQueryResultsV2を例にしましたが、引数の意味だけわかれば他の関数も扱えると思いますので、是非お試しください。
Azure DevOpsはいいぞ。
参考URL
Azure DevOpsコネクタリファレンス
https://docs.microsoft.com/en-us/connectors/visualstudioteamservices/#get-query-results