Power Appsの使い方

Power AppsとPower Automateの使い方やできることがわかるブログを目指しています。

Power Apps から Dataverse 参照型フィールド付きレコードを登録する

Microsoft Dataverse 参照型フィールドに対しての登録、更新は少しクセがあります。

よくわかっていないひとは「え・・・?できないの・・・?」みたいに思ってしまうかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。バリバリ出来ます。

 

参照型フィールドに入れるべき値

Power Apps から 参照型フィールドに対して登録、更新をかける場合、レコードごと指定します。

Gallery.Selected LookUp()ComboBox.Selected など、参照先テーブルから選択や検索してきたレコードを指定します。

 

サンプルのデータ構成

以下の例では、

 

TestParent

TestChildA

 

2つのテーブルを使用しています。

TestChildA には TestParent の参照フィールドが定義されています。という状態です。

 

データから作成の例

"データから作成"で作成した場合、自動生成で以下のように設定されます。

 

f:id:botherntu:20210605132256p:plain

 

ComboBox でレコードを選択し、選択されたレコードをそのまま Update 指定していることが確認できます。

 

DataCard.Update

DataCardValue5.Selected

 

Patch()で登録する場合

Patch() で登録する場合も、以下のように登録することができます。
 

 

Collect()で登録する場合

Collect() も同様に登録することができます。

 

 

LookUp() でも可能

LookUp()でも問題なく登録可能です。

 

 

Gallery.Selected でも可能

Gallery.Selected でも問題なく可能です。

 

 

まとめ

参照型フィールドの登録、更新には参照先のテーブルのレコードを指定します。

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