Power Apps から Dataverse 参照型フィールド付きレコードを登録する
Microsoft Dataverse の参照型フィールドに対しての登録、更新は少しクセがあります。
よくわかっていないひとは「え・・・?できないの・・・?」みたいに思ってしまうかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。バリバリ出来ます。
参照型フィールドに入れるべき値
Power Apps から 参照型フィールドに対して登録、更新をかける場合、レコードごと指定します。
Gallery.Selected や LookUp()、ComboBox.Selected など、参照先テーブルから選択や検索してきたレコードを指定します。
サンプルのデータ構成
以下の例では、
・TestParent
・TestChildA
2つのテーブルを使用しています。
TestChildA には TestParent の参照フィールドが定義されています。という状態です。
データから作成の例
"データから作成"で作成した場合、自動生成で以下のように設定されます。
ComboBox でレコードを選択し、選択されたレコードをそのまま Update で指定していることが確認できます。
DataCard.Update
DataCardValue5.Selected
Patch()で登録する場合
Patch() で登録する場合も、以下のように登録することができます。
Collect()で登録する場合
Collect() も同様に登録することができます。
LookUp() でも可能
LookUp()でも問題なく登録可能です。
Gallery.Selected でも可能
Gallery.Selected でも問題なく可能です。
まとめ
参照型フィールドの登録、更新には参照先のテーブルのレコードを指定します。
PR
アプリ作成支援や導入支援サービスを提供しています。
Power Apps / Power Automate 技術支援サービス | ZEE CitizenDevSupport