Microsoft Certified Azure Fundamentalsを取得してPower Platformをもっと活用しよう
先日Microsoft Certified Azure Fundamentals(AZ-900)を取得した記念に、取得するメリットなどについて書こうと思います。
Microsoft Certified Azure Fundamentalsとは
Microsoftの認定証のなかに、Microsoft Certified Azure Fundamentalsというものがあります。これはクラウドとAzureの基礎的な事柄についての知識を有していることを証明する証です。特に難しいものではなく、Azure版ITパスポートみたいなもんです。
クラウドってどういうものか?Azureってどういうことができるか?ということを薄く広く学ぶことができます。
細かい内容についてはこちらを参照してください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/azure-fundamentals.aspx
取得をおすすめする理由
この記事を書いた理由にもなってきますが、Power AppsやPower Automateの導入が進まない理由として、漠然と「セキュリティーが・・・」とか「データ漏洩が・・・」とか言った声がしばしば聞かれます。
このあたりはPower Platformだけでなく、Azure全体(Office365含む)で考えなければならないことですが、このAzure Fundamentalsを取得すれば、そういった事柄への対応方法が見えてくるはずです。
少なくとも、もっと具体的に懸念点を示すことができるようになるでしょう。
あなたがIT担当でなく、Power Appsの導入に待ったがかかったときには、この認定を盾に交渉することもできると思います。IT担当の人がこの認定を持っていない場合、非開発者の方がこの認定を持っていたらビビると思います。きっと本気度が伝わって、話を聞いてくれるはずです。
または、Azureのコアなサービスの中に、Power Platformを拡張するヒントが見つかるかもしれません。
誰が受けるべきか?
技術系認定試験というと開発者向けか?というイメージですが、Azure Fundamentalsに関しては必ずしもそうでは無いと思います。内容的にも難しいものでは有りませんし、非エンジニア、例えば営業職などの方にも有用なものだと思います。クラウドの活用が必須な時代ですから、取得して損は全くないと思います。
それに、個人的には開発者と非開発者という括りがだんだんぼやけていくんじゃないかと思っています。非開発者だからといって、知らなくていいわけではないと思います。少しでも興味があるなら、ぜひ取得しましょう。
難易度は?
開発者の人:
全然むすかしくはないです。1日、2日勉強すれば十分でしょう。
開発者でない人:
勘ですが、おそらく1、2週間程度も勉強すれば十分取得できると思います。
学習コンテンツ
Microsoft Learnでラーニングパスが提供されています。こちらに沿って学習をすすめるのがいいでしょう。
ある程度わかっている方はそれぞれのモジュールの末尾のテストだけ行い、知識が不足している箇所をカバーしていくのがいいと思います。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/paths/azure-fundamentals/
もしくは、マイクロソフトが定期的に講習を行っているようです。こちらはバウチャーが付属しており、トレーニング資格を持ったプロフェッショナルに1日かけて教えてもらうことができます。受けられるのであれば、おすすめのコンテンツです。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/community/events/?query=Microsoft+Certified+Azure+Fundamentals
おわり
ぜひ、Microsoft Certified Azure Fundamentals取得してみてください。そして、Power Platformをもっと活用しましょう。