Power Appsの使い方

Power AppsとPower Automateの使い方やできることがわかるブログを目指しています。

Power Fx とは!?

Power Fx というものが発表されました。

ここでは、Power Fx がなにものか整理してみます。

 

Power Fx とは

Power Fx は、ローコード言語です。

今の所 Power Platform 専用言語と思われます。

 

現状では Power Apps のキャンバスアプリに利用されています。

 

今回の発表ではさらに今後のビジョンが示されました。

Power Platform 全体で Power Fx をつかってカスタマイズができるようになっていくとのことです。

 

この流れを作っていく上で言語として改めて Power Apps キャンバスアプリ構築の関数、数式に名前がつけられたと考えると、理解しやすいです。

 

Power Apps キャンバスアプリの数式 = Power Fx

すでに Power Apps のキャンバスアプリを作成したことがある方は、Power Fx をご存知です。

キャンバスアプリの構築に使用している関数、数式が Power Fx です。

 

Power Apps カスタム関数をVSCode等で構築可能に

ここのところのアップデートで、

 

・キャンバスアプリのコード化

Git共有

・カスタム関数機能(コンポーネントの機能強化)

 

などが提供されました。

この Power Fx を利用すると、開発者は強力なカスタム関数をいつも使っている開発環境で構築し、ソース管理し、共有することができます。

ガッツリ関数を書きたい開発者には朗報ですね。

 

カスタム関数以外でも様々な形で活用ができるでしょう。

 

Power Fx Power Platform 全体に拡張されていく

今後24ヶ月かけて Power Platform の他のサービスの構築に利用できるようになります。

UIベースでのカスタマイズには限界がありますが、少々のローコードによるプログラミングで更に強力にカスタマイズすることができるようになるはずです。

 

他のサービスを習得する際のコストも低減され、どこから Power Platform に入っても Power Platform 全体の活用のハードルが格段に下がることになりそうです。

 

Power BI M言語やDAX関数は不要になる?

上記を見るとDAX関数は覚えなくていいのか?となるかもしれませんが、不要にはならないようです。得意分野は異なるため、併用することになりそうです。

 

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https://powerapps.zee-citizendevsupport.com/

 

 

参考URL

Introducing Microsoft Power Fx: the low-code programming language for everyone

https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/introducing-microsoft-power-fx-the-low-code-programming-language-for-everyone/

 

What is Microsoft Power Fx?

https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/what-is-microsoft-power-fx/

 

Microsoft Power Fx overview

https://docs.microsoft.com/en-us/power-platform/power-fx/overview

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