Power Apps の変数について
Power Apps の変数について、ちょっと整理してみました。(もしかしたら書いたことあるかもだけど・・・)
Power Apps の変数について
コンテキスト変数
Power Apps では、いくつか変数の種類があります。UpdateContext()で作成される変数はコンテキスト変数と呼ばれるもので、1画面内で完結するような場合に使用します。
この変数は他の画面から参照することはできません。
UpdateContext({ locHoge:"hogehoge" });
他の変数として、Set()関数で作成されるグローバル変数があります。
この変数はアプリ内のどの画面からでも参照できる変数です。
どこからでも参照できるので便利に思えますが、無駄にすべての変数をグローバル変数で作成してしまうと作成、更新箇所の把握や改修作業が大変になってしまうため、乱用は控えてください。
1画面内でのみ使用する変数はコンテキスト変数で作成するようにしてください。
Set(gloHoge,"hogehoge");
コレクション
Collect()関数で作成されるコレクションも変数の一種です。
これはグローバル変数と似た性質を持っており、どの画面からでも参照することができます。
Collect(colItems,{Value:"hogehoge"});
CDSなどのデータソースに保存しているわけではないので、アプリ終了などでレコードは破棄されてしまう点には注意しましょう。