Power Automate Desktop 無料版の使い所は!?
先日追加費用無しで Windows10 で利用可能になった Power Automate Desktop ですが、実際の使い所はどういうところなんでしょうか。
自分なりに少し考えてみました。
無料版の制限事項
まずは無料版の制限事項の確認からしてみます。
いくつかありますが気になる点は以下でしょうか。
・クラウドフローからトリガーすることができない。
・人力でスタートさせる必要がある。
・コネクタを利用できない。
・管理、共有機能が利用できない。
細かく確認したい方は下記のページをご確認ください。
https://docs.microsoft.com/en-us/power-automate/desktop-flows/setup#sign-in-account-comparison
人力作業を自動操作させるメリット
上記のように有償版と比べると少々劣る点もありますが、この中で自動操作化のメリットを見出してみました。
・作業の正確性が100%になり、作業ミスが無くなる。
・作業スピードが早くなる。
・実行中、作業者が休憩や他のタスクを行える。
・単調な繰り返しタスクから開放され、生産的活動に集中できる。
・無償で使えるため、試しやすい。
理想論も入っていますが、上記のようなメリットが見込めそうです。
従来であれば費用対効果の検討などのステップが必要でしたが無償なら必要ありません。
有償版にするメリット
有償版であればこれに加えて更に多くのメリットを享受できそうです。
・共有が可能になり、作業者を限定しなくなる。誰でも作業可能に。
・スキルトランスファーが不要になる。
・人力でのトリガーが不要となり、完全な自動化が可能に。
・クラウドフローとの連携が可能になり、高度なフローを構築可能に。
社内サポートで活用?
サポート対応時など、画面操作や確認して欲しい情報などを伝えずとも、
実行ファイルを共有して自動操作を走らせてもらうだけで解決、なんてことも実現できそうです。
フォローアップ情報も自動処理内でメモ帳に指示内容を埋め込んでしまえば、サポートチームの負担も更に減らせるんじゃないでしょうか。
ひとまず使ってみよう!
何よりWindows10に標準で付帯されるというのは強すぎます。
まずは無償で使える範囲から、もりもり活用していきたいですね。
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