Common Data Service コードでデータを操作する手段について
Common Data Serviceでコードを使用してデータ操作する場合の手段について、概要レベルで整理してみました。
開発者向けの機能ですが、Common Data Serviceではコードを利用して様々なデータ操作機能を実装することができます。
以下の機能を利用して、トランザクション処理の実行や一意性の保証された自動連番フィールドの設定、各種データ操作、データ統合操作などを行うことができます。詳細については末尾のリンクを参照してください。
概要
大きく、組織サービスとWeb APIの2つの手段があります。
組織サービスについて
.NET Frameworkでの使用を想定して作られたSDKです。
Web APIの基盤にもなっています。
プラグインやワークフロー拡張を開発する際に使用します。
派生でXrm.Tooling アセンブリもあります。
Web APIについて
HTTPリクエストでCDSのデータ操作を行えるRESTful APIです。
Azure FunctionsやFlowなどから叩く場合はこちらを使用します。
ユースケース
・プラグインやワークフロー拡張の開発を行う場合は組織サービスを使用する。
・.NET Frameworkを使用したWindowsクライアントアプリの場合は組織サービスの派生のXrm.Tooling アセンブリを使用する。
・その他の場合はWeb APIを使用する。
参考リンク
Common Data Service 組織サービスを使用する
Common Data Service Web API の使用
Web API を使用してバッチ操作を実行する
自動付番の属性を作成